職種紹介

スペシャリストが繰り返し
見つめ直すことでより良い筆記具を
提供しています

商品開発部門

商品開発部門の業務は、新商品企画の立案とマーケティング、定番商品の育成及びブランディングまで広範囲に及びます。

新商品を成功させる為には重要な3つのステップがあります。1つ目はお客様から“欲しい”と思ってもらえる商品コンセプトを創り出すことです。2つ目はお客様に手に取ってもらえるよう効果的なマーケティング施策を打ち出すことです。3つ目は購入したお客様が商品に満足し、継続して購入し続けてもらうことです。

1つ目の”欲しい”と思ってもらえる商品コンセプトを創りだすためには、消費者を深く理解して潜在ニーズを把握し、それを満たせるアイデアを出していく必要があります。消費者インタビューや使用状況の観察、世の中にある製品を使い込むこと等を通して消費者を理解していきます。そこでハッとするような気づきを得て、新しい提供価値の軸を見つけることができれば、実現の為のアイデア出しに進みます。研究部と協業しながら数多くのアイデアを出し、実現性のある案を絞り込みます。最終的に競合商品と差別化されるポジションを整理しながら、商品コンセプトを完成させていきます。

2つ目のマーケティング施策立案においては、どの販路でどのような売り方をしていくのか、どのような媒体でどのようにお客様に知ってもらうのか、お客様の心を動かすにはどのような表現をすれば良いのか、といった内容を整理しながら、投資対効果をもとに施策を決定していきます。施策立案にはデータを基に戦略的に作戦を立てられるロジカルな思考力と、人の心を動かす為の感性的な発想力の両方が求められます。

3つ目の商品満足度を上げる為には、研究部と密接にコミュニケーションを取りながら、必要な商品仕様を初期段階で固める必要があります。深い消費者理解に基づいて、競合他社商品に対して差別化となる点、競合と同等レベルが求められる点、お客様にとって重要でない点を整理して、必要なコスト内に収まるように商品仕様を具体的に決めていきます。お客様の潜在ニーズを十分に満たし、使い勝手に不満がない商品であれば、お客様に継続して購入してもらえます。

また、商品開発活動はこれだけでは終わりません。
新商品が発売された後も、企画が狙い通りの結果を出せたのかどうかを検証することが重要となります。それには社内外の販売データを分析するだけではなく、自らの足で売り場に赴き、次の企画に活かせる要素を洗い出すことが必要です。これらの活動を繰り返すことで部内での商品企画力に常に磨きをかけています。

最後に商品開発部門は、強い商品ブランドを創り出すこと、その生み出したブランドの価値を高めることを通じて、多くのお客様にゼブラファンになってもらうことを日夜目指しています。

社員紹介

研究部門

「お客様に喜んでもらえる筆記具とは何か?」この命題が私たち研究部門のスタートラインです。
どのような付加価値がお客様に喜んでもらえるのか、その付加価値を満足させるためにはどのような技術を追求していくのかを考えて、各担当分野(インク,チップ,機構,材料など)で頭と体をフル回転させて研究を行っています。
時には担当分野の枠を超えて熱い議論を交わすこともしばしばあります。
一見関連なさそうな意見も積極的に取り入れて、遠回りな研究や失敗に終わる場合もありますが、全て良い経験としてメンバーの成長へと繋がります。
研究部門では各々が担当するテーマに関わらず、自由にアイデアを発表する機会があります。また、社員の上下関係なく相談ができ、思い切ってチャレンジできる環境もあり、自分の思いを製品化することを職場全体で支援しています。
私たちの命題の通り、ゼブラ研究部門は“お客様”を中心に考えた研究開発業務になります。
その命題を果たすために大事なのは、「絶対この製品を作り上げる!」という強い“想い”と“元気”と“やる気”です。

社員紹介

品質管理部門

私たちの品質方針のモットーは、「『創造』のパートナーとして、安全で夢のある筆記具を、世界のお客様にお届けする」ことです。そして、お客様の声を真摯に受け止め、商品・サービスに活かし続けています。

品質管理部門は、以下の4つの部署で構成されています。

  • ・製造工程の品質を管理する部門
  • ・協力会社で組み立てた製品を受入検査する部門
  • ・購入したパーツの受入検査をする部門
  • ・新製品の品質をはじめ、お客様の声を商品の品質に反映させる部門

各メンバーは、常にお客様の立場に立ち、満足のいく良い製品を提供するべく、日々検査、改善に取り組んでいます。また、ゼブラ製品の品質の維持・向上、ゼブラブランドの確立を目指して、日夜業務に励んでいます。

調達部門

「買う」ことが調達部門の仕事です。営業の「売る」こと、工場の「作る」ことを支えるのが調達部門の役割です。

「買う」ことは幅広い

筆記具を作るためには、原材料を「買い」、それを加工する設備を「買い」、工場でできない部品を協力会社から「買い」、組立し、その製品を包装する資材を「買い」、さらに、店頭でユーザーの目に触れるディスプレイや販促品も「買い」ます。「買う」といってもその業務は大変広範囲になります。

「買う」ことは生命線

  • ・適正な価格、品質、納期で買うこと
  • ・安定して供給できる先から買うこと
  • ・購入したパーツの受入検査をする部門
  • ・新しい購入先を探して、今までにない技術や製品、部品を買うこと

これらの条件を満たすために、取引先と交渉します。
その中で信頼関係を築いていきます。

「買う」ことに国境はない

「買う」取引先は、海外にも広がっており、実際の工場や製品、技術的な分野にも踏み込んで交渉します。単なるコストダウンだけではなく、パートナーシップをどう築くかは、調達部門の腕の見せ所です。

なにより大事なこと

調達部門は、「買う」ことで原価低減を成し遂げる部門ですが、それ以上に大切なことは、社内と社外(取引先)を繋ぐ役割をもっているということです。
そのために、外部情報に敏感なアンテナを持つだけでなく、社内の情報や事情などきめ細かな業務が求められる部門です。

製造部門

1966年3月、ボールペン製造が軌道にのり量産体制を求められはじめた頃、当社国内唯一の大規模な工場として、栃木県の野木町にある野木町工業団地の一角で野木工場は生産を開始いたしました。現在では、7万5千平方メートルを超える敷地内でチップやインクなどのボールペンの心臓部とも言える部品の生産から、各種部材の成形、中芯の製造、組立、包装までの一連の流れを行い、工場から国内外へのお客様のお手元へ直接発送する体制が整っています。

操業開始以来、野木工場は常に進化をし続けています。2012年に延べ床面積8,500平方メートルを超える大規模な倉庫を竣工、同時期に当社の定番商品であるマッキーの専用工場も完成させ、続いて2015年には点在していた設備開発部門や水性インク部門を野木工場に集中させ、国内における筆記具生産のより一層の地盤固めを進め、グローバルな展開を支える世界のマザー工場として邁進し続けています。

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国内営業部門

国内営業は全国主要都市に7拠点を持ち、文具の販売代理店と協力しながら地域の文房具店から大型ショッピングモール、通販カタログ会社、WEBショッピングサイトなど時代に合わせた幅広いシーンで活動しています。お客様が普段文房具を購入する売り場はゼブラの営業担当者が商品提案をした努力の結晶です。

特に近年はSNSの普及などにより、消費者の購買行動やトレンドがより急速に移り変わる傾向にあります。業界動向・チャネル別動向を得意先からの情報や実際の購買データなどから把握し、文具業界以外のマーケット情報にもアンテナを張りながら提案を作り上げることが必須となっております。

ここに示した内容はほんの一例です。筆記具を通してお客様にどのように貢献していくか、国内営業はその可能性を日々考えています。

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海外事業部門

私たち海外事業部門の使命は『世界にゼブラファンを創造する』ことです。
ゼブラは海外におけるビジネス拡大に注力しており、現在では海外売上がグループ売上の約6割を占めるまで成長を遂げています。

欧米ブロックでは、米国・カナダ・メキシコ・英国・ハンガリー、アジアブロックでは、中国と香港に販売拠点を展開しています。また、生産拠点としては、インドネシアとメキシコに自社工場を構え、各市場の多彩なマーケットニーズに応える製品を生産し供給しています。

これらの海外拠点では、「現地駐在員」が「本社と各国拠点の架け橋」として、特に変化の激しい海外マーケット動向をオンタイムで共有しながら、グループ全体の連携活動を推進する役割を担います。またそこでの仕事の醍醐味として現地経営者やローカルスタッフと一緒に経営全般に携われることがあります。

自社販売拠点を持たないアジアや中近東諸国は、各国のゼブラパートナー(代理店様)と共に、現地のゼブラファンづくりに邁進しています。この活動は本社を拠点とし、セールス担当は定期出張やWebミーティングで各国代理店と密にコミュニケーションを取りながら、国ごとの市場特性にマッチする新製品企画や販促プロモーション活動を行います。

その活動を支える貿易業務担当者は、輸出全般に関わるトータルコーディネートが役割となります。その業務を通じて、近年、世界的に広がる環境規制への対応や国ごとに異なる関税制度の適用など、海外ビジネスならではの知識やスキルを習得できます。また、相手先が海外となりますので、日本では当たり前にできることも、なかなか上手く進まないことも多くあり、各国の文化や時差にも配慮する必要があります。

以上のことを全て含めて「世界にゼブラファンを創造する」ことが私たちの使命だと考えています。世界中の一人でも多くのお客様に、私たちの大切な製品を使っていただけることに、いつでも全力投球です!

社員紹介

お客様サポート部門

ゼブラお客様相談室のモットーは『謙虚・迅速・正確・きめ細やかな対応』です。“お客様の声”は、ゼブラを育ててくれる貴重な財産です。その財産を、蓄積・分析し、新鮮な情報を社内へフィードバックし、お客様に満足していただける製品・サービスを提供し続けるために、日々お客様の声と向き合っています。
お客様相談室の仕事は、会社の代表としてお客様に接する部門であり、日頃の応対=ゼブラのイメージとなります。製品に関する専門知識はもちろん、変化する情報に敏感であることが必要となります。お客様との会話の中から学ぶことも非常に多くあり、常に自己成長につなげていける環境であるといえます。蓄積される情報は月に約1,700件です。
お客様が貴重なお時間を割いてお寄せいただいた声は、ゼブラへの期待の表れです。お客様の声に一つ一つ丁寧に対応することがお客様の不安の解消や満足につながります。お客様相談室では、お客様からの貴重なご意見などを全社に伝えることを通してゼブラブランドの「質」の向上を支援し、ゼブラファンの維持・拡大に努めています。

管理部門

管理部門には、経営企画、経理、財務、総務、人事、法務、情報システム、といった様々な業務があります。営業、研究、製造といった各部門が製品の生産・販売活動に直接関わるのに対して、管理部門はそれら活動に伴うヒト・モノ・カネ・情報の流れを管理し、円滑かつ健全に経営を行っていくという部門横断的な役割があります。したがって、業務を行う上で様々な部署に関わることができ、経営状況・組織・システムなど会社というものを大きな面から知ることができます。
また、管理部門は営業や研究、製造部門を間接的に支援しているため、直接的に利益を生むことはありません。そのため一見ルーチンワークをこなす地味な裏方の職種と思っている人も多いかと思いますが、実際はそうではありません。常にアンテナを張り、世の中の状況や法令に合わせて社内の体制を変えていくことも管理部門の重要な仕事の一つです。
企業が活動できるのも、社員が安心して仕事を行えるからであり、製品の製造や営業活動に必要な設備・環境があるからであり、資金が回っているからなのです。
この直接部門と間接部門のバランスがうまく取れていて初めて、より効率的に収益を上げることができ、企業が発展・継続していけます。

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