インク汚れの落とし方

誤って書いてしまったものを落としたい。そのようなお問合わせを日頃いただくことがございます。
当社の基本概念といたしましては“落ちない”“消えない”ことを前提にしておりますので、簡単に落とすことは難しいのが現状です。
できる限りの対処法としてご紹介致します。

油性ボールペン・油性マーカー

商品名(代表的な商品)

  • ラバー80
  • ジムノック
  • エアーフィット
  • ハイマッキー
  • マッキー極細

一覧

対象物 落ち具合 方法 備考
皮膚(手・顔など) D すぐには落ちませんが、徐々に落ちていきます。
× 落とすことはできません。
ガラス・せともの A or C ほぼ落ちます。
金属 A or C 一部アルミなどは時間が経つと色が染まり落ちないことがあります。
プラスティック A or C 耐溶剤性の低いもの、染まりやすい材質、凹凸のあるものは落ちにくいことがあります。また、溶剤の影響で強度が落ちる可能性があります。
布(木綿・麻) B
布(毛・絹) B 溶剤により、生地が変色する可能性があります。
布(ポリエステルなど、合成繊維) B
表面的には落とせますが、奥に入り込んでしまったものは落とせません。
石・レンガ・ブロック × 落とすことはできません。
革・合成皮革 × 落とすことはできません。
ビニール A or C 軟質塩化ビニールは落とせません。また、耐溶剤性の低いもの、染まりやすい材質、凹凸のあるものは落ちにくいことがあります。
ホワイトボード A or C
壁紙(ビニール系) A or C ※ビニールと同じです。

落ち具合 ◎…落ちます。 ○…ほぼ落ちます。 △…インク汚れが残ることがあります。 ×…落ちません。

インクの落とし方

A 使用材料 消毒用エタノール、あるいは除光液(プロピレングリコール類含有のもの)
方法
  1. 使用材料を染み込ませた布で、汚れた部分を拭いてください。
  2. 布に汚れがつかなくなるまで繰り返してください。
B 使用材料 消毒用エタノール、あるいは除光液(プロピレングリコール類含有のもの)
方法
  1. 汚れた部分に溶剤を少しづつ垂らし、あて布をして裏からたたき、 あて布に移し取ります。
  2. あて布をきれいなものに取り替えて繰り返してください。
  3. インクが溶け出さなくなったら、洗濯をして溶剤や皮脂を落としてください。
(インク落しを行う際は周りのものを汚さないよう、ビニールシートなどを敷いた上で行ってください。)
※「衣類の落し方:油性ボールペン」参照
C 使用材料 プラスティック消しゴム
方法 汚れた部分に消しゴムをかけてください。
D 使用材料 石鹸(手洗い用のもの)、ぬるま湯
方法: 良く泡立てた石鹸で丁寧に洗ってください。
手の皺や指の指紋の溝に入ったインクはすぐに落ちませんが、徐々に落ちていきます。

注意事項

  • 書いてから時間が経過したものは落とせません。
  • 衣類や塗装されたものなど色落ちの可能性があるものに行う場合にはあらかじめ目立たない場所で色落ちがないか確認してから行ってください。 その時点で色落ちがある場合はお止めください。
  • シンナー、ベンジンや市販の染み落しなど成分の異なるものでは落ちません。